海外で日本語教師と働こうと思っている人の中には「何を持っていったらいいんだろう・・・?」と不安に思っている方も多いはず。
そこで、このページでは海外で日本語教師として働く予定の方向けに、日本から持っていった方がいいもの・持っていくと便利なものを紹介します。
目次
日本から持っていった方がいいもの
ここでは、できる限り日本で準備して持っていった方がいいものを紹介します。
1. 日本語の教材
当然といえば当然ですが、日本語の教科書や授業で使う教具などは最低限持っていった方がいいです。
紙やペンといったものは現地でも購入できますが、例えば「日本語の教材」は国によっては購入困難です。
勤務先の学校にいくつかあると思いますが、学校によっては少なかったり欲しいものが無かったりします。
国によっては紀伊國屋があり、そこでは日本語教材を購入することが可能ですが、値段は日本の1.5倍ぐらいするので、けっこう高いです。
国際交流基金が近くにあれば本を借りたり、一部をコピーすることも可能ですが、勤務先が地方になる場合はそれも難しいでしょう。
そのため、必要最低限の本は日本から持っていった方がいいでしょう。
なお、「Kindleで読める日本語教育関連書籍まとめ」で紹介しましたが、一部の本は電子書籍で購入可能なので、これらの本が必要な方は電子書籍で購入するという手もあります。
2. パソコン
学校内にパソコンはあると思いますが、勤務時間内しか使うことができません。
そのため、家で資料を作る必要があったり、授業準備をしようとしてもパソコンがないと難しいでしょう。
現地でパソコンを購入することも可能ですが、キーボードがUS配列のものしか無いので、使い慣れていないとちょっと扱いにくいです。
また、海外のパソコンは日本で購入するよりも高い場合があるので、日本で購入し持っていった方がいいです。
3. 海外保険付きのクレジットカード
海外保険はかなり高額です。1年で20〜25万円ほどかかるでしょう。
そんな人におすすめなのが、海外保険付きのクレジットカードです。
以下のものであれば、入会費・年会費無料でクレジットカードを作ることができ、3ヶ月無料で海外保険が付いてきます。
fa-check-circle入会費・年会費無料のカード
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「じゃあ、3ヶ月後どうすればいいの?」という疑問があると思いますが、私ならこの3ヶ月を利用して現地の保険を購入します。
保証額は日本の海外保険よりも少ないものの、数百万円までカバーできるものが多く、かつリーズナブルな価格で購入可能です。
現地の保険については国によって内容が異なりますし、派遣先によっては現地の保険を用意してくれる学校もあると思うので、不安な方は面接の際に質問しておきましょう。
4. プリペイド式のクレジットカード
海外生活でクレジットカードを使うのは怖いという人も多いはず。
特にフィリピンやタイといった東南アジアの国の場合、スキミングされてカードを不正利用されたなんてこともあります。
そんな人におすすめなのが「マネパカード」というプリペード式のクレジットカードです。
こちらのカードは使う分だけを事前にチャージしておくため、万一無くしてしまったり、スキミングにより不正利用されても被害額をチャージした金額分だけに抑えることができます。
入会費・年会費無料で、しかも与信審査無しで作ることができるので、これから海外で生活される方は1枚持っていても損はしないでしょう。
5. SIMフリーのスマホ
現地でインターネットを使うためには、現地でSIMを購入する必要があります。
ドコモやソフトバンクで購入したスマホはそのキャリアでしか使えないように制限されている(SIMフリーではない)ので、解約後に海外で再利用することはできません。
持っていくと役に立つもの
次に必ず持っていく必要は無いですが、あれば役に立つというものを紹介します。
1. i pad
i padは様々な使い方ができます。
教案をデジタル化したり、絵カードを入れておけばフラッシュカードとしても使うことができます。また、ペンもあれば絵カードを自作できますし、コネクターがあればプロジェクターに写すことも可能です。
ちょっと高いですが、かなり便利なアイテムなので、お金に余裕がある人は持っていても損はしないでしょう。
2. 携帯ウォシュレット
海外のトイレは日本のように綺麗ではないことが多いです。
ウォシュレットは基本的にないですし、国によっては、トイレットペーパーが常備されていないこともあります。
ですから、常にトイレットペーパーは持ち歩いておいた方がいいですが、ウォシュレットがないと、なんだか気持ち悪いという人もいるはず。
そんな人は携帯ウォシュレットを持っていっておくと役立ちます。
3. 飲み慣れた薬
海外でも薬を買うことは可能ですが、ちょっと効き目が強く、眠くなる成分が入っていることもあります。
普段飲み慣れている薬があるのであれば、それを持っていった方がいいでしょう。
4. 日本らしいもの
折り紙や箸など、日本らしいものを持って行くと文化活動やちょっとしたプレゼントに利用できます。
現地で購入可能なものもありますが、勤務先によっては入手が困難な場合もあるので、事前に調べておきましょう。
最後に
今回は海外へ勤務される方むけに日本から持っていった方がいいもの、持っていくと便利なものを紹介しました。
これから海外へ行かれる方はぜひ参考にしてみてください。